食品交換表とは?~使い方~
過去に上げた展開レシピにおいて、
豚バラ肉→竹輪、生揚げ→豆腐など食材を変更したレシピを載せています。
これは食品交換表の分類に沿って使用できる量が決まっているからです。
糖尿病食事療法のための食品交換表とは
食事療法を進めていく上で何をどれくらい食べたらいいのかを示したものです。栄養バランスのとれた食事作りの手助けになります。
この表は食品に含まれる栄養素が同じになるように6つの表に分けて示されています。
好きな食品を選ぶときにどの表に載っているかを知っておくと便利です。また、食品によって80kcalが1単位としてどのくらいの量になるか写真付きで分かりやすくなっています。
食品交換表の使い方
医師から示された一日の指示エネルギー量を単位数に換算します。{(指示エネルギー量)÷80kcal}
これを表1~6で分散させ、使える食品の分量が決まります。振り分けられた単位に基づいて食品を選んでいくと、自然と栄養のバランスが良くなります。
献立を立てる際に、同じ表の中からはどの食品に交換しても構いません。
- 表1 ごはんよりもパンが好きな方は、昼食の場合4単位=食パン6枚切り2枚120gを食べることができます。極端に言えばごはん2単位100gとそば2単位120gの組み合わせでもOKと言うことです。
- 表2と表4 朝昼夕食どこで食べても良いです。間食にしても構いません。
- 表3 メーンのおかずに1食品使うのも良いですし、副菜と分けて食品を選ぶのも良いでしょう。
- 表5と調味料 朝昼夕食で料理に合わせて使い分けましょう。
- 表6 緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、きのこ類を満遍なく取り入れましょう。
【君たち、その表だったの?メンバー紹介】
交換表を見てみると、意外にこれって炭水化物に入るの?とか脂質だったの?という食品も出てきます。
牛バラ肉や豚バラ肉は炒めると美味しいし、特売になっていることもあって食卓に並ぶことは良くあるのでは?
改めて食事を作る際に確認すると忘れていたり勘違いしていたものがあって勉強し直しています。
【ちょっとしか使えないメンバー紹介】
グラムは1単位の分量です。これらを使う場合は料理のボリュームや満足感に影響するので、献立の組み合わせ方に工夫が必要です。メーンにするのではなく、副菜で少量使ったり、他の食品で補ってみましょう。
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献立を作るときはたんぱく源(表3)を最初に決めると料理が決まりやすいです。糖尿病交換表から分量も決まるので、献立が立てやすいでしょう。
1単位の80kcalを把握すれば、食事のだいたいのカロリーも予想がつくようになります💡
糖尿病の方だけでなく、食事制限している方にもオススメです。これで外食時の食べ過ぎも防げるといいですね♪