義父の糖尿病•塩分制限食作ってます

展開食の作り方や食習慣について綴ります

糖尿病について知ろう

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糖尿病とは

通常、すい臓から出るホルモン【インスリン】が血液中に流れるブドウ糖(血糖)を正常範囲に保つ役割をします。

このインスリンが十分に働かないため、糖が代謝されず、残った糖が血液にある状態を糖尿病と言います。

糖尿病になると、インスリンの出方や使い方がおかしくなり、食べた分のエネルギーがからだの中で正常に代謝されなくなります。

 

糖尿病には大きく分けて次の2つのタイプがあります。

このタイプは体質や遺伝が考えられ、子供や若い人に多く発症します。すい臓のインスリンがほとんど作り出されないので、インスリン注射が必要となります。この注射と食事のバランスが重要です。食事に加え、間食や補食にて低血糖高血糖を起こさないようにすることが大切です。

 

日本人の90%を占めています。インスリンの働きが悪くなるためにインスリンがもっと必要になります。しかし必要な分ができないために糖尿病を発症します。これは食べ過ぎ、運動不足、過度の間食、肥満などの生活習慣が発症に大きく影響します。

肥満を解消し、標準体重を保ちながら適正な量の食事を守ることが大切です。

 

症状としては                                                                       👉喉がよく乾く

      👉頻尿になる

      👉たくさん汗をかく

      👉疲れやすくなる

などが挙げられますが、糖尿病になってもすぐには現れません。

おかしいぞ?と思ったときには血糖値はかなり高くなっているかもしれません。f:id:dm-tenkai:20210818131632j:image

 

糖尿病になる前の予防が大事⚠️

糖尿病は一度なってしまうと治ることが難しく、

一生付き合っていかなければなりません。

自分の生活習慣から引き起こされるため、努力して改善したとしても以前の生活スタイルに戻ればまた悪化してしまいます。

常に食事に気を遣い、運動を意識し、薬を飲み続けます。これがずっと続くのって窮屈ですよね。これを怠るとどんどん悪化していきます。

そんな制限のある状態にならないようにする予防、予備軍と診断された方はこれ以上悪くならないように維持することがとても大切です。

 

糖尿病治療の目的

糖尿病になると、次に注意すべきは合併症です。網膜症、腎症、神経障害、動脈硬化などを引き起こします。これらはとても恐ろしいものです。進行すると日常生活が困難になる可能性があります。f:id:dm-tenkai:20210828090135j:image
適正な治療を続けることでこれらの合併症を予防することができます。

また、糖尿病があっても健康な人と同じように活動的で充実した人生を送ることが治療の目的です。

 

 

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糖尿病になる人って多いんです。多いのですが、本当は怖い病気なのです。

次回は食事療法についての記事を載せます。糖尿病の方やその家族の方に読んでもらいたいです。予防という観点から糖尿病でない方も食習慣の見直しに参考にしていただけると嬉しいです。